糖尿病情報館

糖尿病の症状・原因・治療・合併症などの情報です。糖尿病の基礎知識は糖尿病の予防や改善への一歩です。

高血糖症は糖尿病のこと?

高血糖症とは糖尿病のことです。糖尿病というと、食べ過ぎが原因で発病する中高年の男性の病気というイメージがあります。糖尿病と宣言された多くの人がネガティブな感情を持ってしまうようです。ある意味で糖尿病の病態を言い当てているともいえますが、糖尿病は中高年の男性の固有の病気ではなく、女性でも若年者でも起こり、適切な治療が必要な病気です。

糖尿病ではなく高血糖症と呼称することを支持する人が増えているようです。糖尿病という病名から、尿に糖が認められる病気といった感が強く一見泌尿器科の病気のようです。血糖コントロールが良好な糖尿病患者には尿糖は認められませんし、尿に糖が出たからといって必ずしも糖尿病とは限らないケースもあり、そもそも糖尿病という病気のインスリン作用の低下という本質からははずれています。このように糖尿病という病名は様々な不合理を含んでいることから、「高血糖症」と呼称することを支持する専門家や糖尿病患者が増えています。

糖尿病よりも高血糖症のほうが、文字から判断しても「血液の糖分が高くなっているから、血糖値を下げなければいけない」と現在の状態と治療の必要性が理解されやすいともいえますし、高血糖症のほうが負の感情を軽減することにも役立つともいえます。負の感情を克服する力には個人差がありますから、糖尿病ではなく高血糖症と呼称することで何かしらプラスに働くとしたら、高血糖症と呼称するのもよいかもしれません。

病名が糖尿病から高血糖症に変わったとしても、越えなければならないハードルは変わりません。高血糖症にせよ糖尿病にせよ放っておくのは危険すぎます。
健康診断や集団検診で高血糖や尿糖を指摘されたり、喉が異常に乾く・尿が多いなど「糖尿病かも?」「高血糖症かも?」と考えられる場合は、病院で検査を受けて原因をはっきりさせることをおすすめします。そして、糖尿病(高血糖症)と診断されたら適切な治療が必要です。

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