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糖尿病性網膜症の手術2

糖尿病性網膜症の手術治療には、網膜光凝固術(レーザー光凝固)治療と硝子体手術があります。糖尿病性黄斑浮腫や増殖性網膜症に対して硝子体手術が行われます。糖尿病性黄斑浮腫に対する硝子体手術では、手術後に黄斑浮腫は急速に消失して半年~1年ほどで視力の改善が見られ、白内障も合併している場合は白内障手術も行われるため視力の改善が大きく期待されるとされています。糖尿病網膜症が進行した増殖性網膜症の時期では、網膜から硝子体にかけての広範囲の眼底出血が起きたり、網膜に増殖膜ができたり、更に網膜剥離がおきて極端な視力低下を引き起こしたりします。増殖性網膜症の硝子体手術では、出血や濁りの吸引除去、網膜が引っ張られて牽引性網膜剥離を起こさないように増殖膜の除去、新生血管の電機凝固などを行います。網膜剥離や網膜裂孔(網膜に穴が開いている状態)の場合は、その処置を施します。
糖尿病性網膜症は糖尿病の合併症ですから、糖尿病性網膜症のレーザー治療や硝子体手術を行っても、血糖値のコントロールが不十分では糖尿病性網膜症の進行を食い止めることは難しいです。糖尿病の自己管理(血糖値の管理)をして大切な眼を守りましょう。

※糖尿病を患っていると白内障を合併していることが多く、白内障がある場合は、糖尿病性網膜症の網膜光凝固術(レーザー光凝固)治療や硝子体手術の際に、白内障の手術も同時に行われるのが一般的です。ただ、重度の糖尿病性網膜症を合併しているときは眼内レンズ挿入術はできません。

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