糖尿病情報館

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糖尿病性腎症のアルブミン検査

糖尿病性腎症の検査で重要なのが尿中微量アルブミン検査です。尿中微量アルブミン検査によって糖尿病性腎症の早期発見が可能です。また、尿中微量アルブミン検査は糖尿病性腎症の進行程度を調べるのに適した検査方法とされています。

自覚症状がなく通常の尿蛋白検査で陰性の第2期まで(糖尿病腎症の初期・早期の時期)に有効な検査方法が、尿中微量アルブミン検査です。
糖尿病性腎症が進行した第3期になると尿に多量のタンパク質がでて、通常の尿蛋白検査で陽性反応が見られます。たんぱく尿がでる第3期には、かなり進行して腎機能が低下していますから、これを回復させるのは困難です。

アルブミンとはタンパク質のひとつで、尿アルブミン値の正常値は1日あたり30mg以下です。糖尿病性腎症2期(早期腎症)になると尿中微量アルブミン検査で陽性になります。たんぱく尿が出る前のこの時期に血糖を厳格に管理することで腎症が治る可能性があるとされています。
この時期を過ぎると血糖コントロールをしても腎症は進行し、血糖管理が甘いと更に急速な進行が促されてしまいます。糖尿病と診断されたら、定期的に尿中微量アルブミン検査を受けて、腎症の進行を食い止める必要があります。

糖尿病性腎症の診断基準では、幾つかの検査の結果によりますが、糖尿病を発症してから5年経過して持続性のタンパク尿がでているならば糖尿病性腎症が強く疑われます。
糖尿病でタンパク尿が陽性であっても糖尿病性腎症とは限りません。他の腎臓病との鑑別が必要な場合があります。タンパク尿の原因が他のタンパク尿がでる病気が原因でないことを確かめるために腎生検(腎臓の組織の一部を取って調べる検査)をすることがあります。

 - 糖尿病性腎症

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