糖尿病情報館

糖尿病の症状・原因・治療・合併症などの情報です。糖尿病の基礎知識は糖尿病の予防や改善への一歩です。

糖尿病の飲み薬の注意点

糖尿病のタイプ・症状・合併症など総合的な診断結果で最善の飲み薬(経口薬)が処方されることになりますが、薬の作用や副作用についての知識を持つことも大切です。糖尿病の薬を処方されたら薬の飲み方や副作用などの注意事項を確認しておいきましょう。
薬の飲み方は医師の指示に従い、症状が改善したからといって勝手に薬を止めてはいけません。薬の副作用などがでたときは可及的速やかに医師に相談しましょう。

糖尿病になると糖尿病の薬だけでなく高血圧や高脂血症の薬を併用することも少なくありません。種類の違う薬を併用するとことによる薬物相互作用で薬の効果が異常に強くなったり弱くなったりすることがあります。風邪などシックデーの対応の仕方を医師の指示を受けておくのが良いです。

薬だけでなく食べ物と薬でも相互作用による悪影響が現われることがあります。ある種の薬では、グレープフルーツジュースで薬を飲んだり、グレープフルーツを薬服用と同じ頃に食べたりすると薬の血中濃度が上昇してしまうことがあります。糖尿病の経口薬とグレープフルーツの相互作用はまだ報告がないようです。ただ、高血圧の降圧剤(特にカルシウム拮抗薬)や高脂血症のスタチンはグレープフルートと相互作用があるため注意が必要です。グレープフルーツに含まれるフラノクマリンが、薬を分解する小腸の酵素の働きを阻害して薬の代謝が遅くなり極端に薬の効き目が強くなってしまいます。グレープフルーツと同じ柑橘類のミカン・レモン・スイートオレンジなどは安全と考えられていますが、ライム・ビターオレンジ(セヴィリア)・ポメロ(ザボン)・スウィーティ・タンジェロスなどはグレープフルーツと同じ作用があるとされます。

糖尿病の飲み薬は医師の指示通りに飲みましょう。ただし、糖尿病の飲み薬は糖尿病そのものを治す薬ではありませんし、薬の効果が発揮されるのは食事療法や運動療法の治療が十分になされていることが大前提になり、血糖コントロールという糖尿病の自己管理が大切になります。

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