糖尿病情報館

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糖尿病と飲酒の関係

糖尿病と飲酒の関係は、アルコールはエネルギー(7.1kcal/g)だけで栄養価値がなく、糖尿病患者がアルコールを摂取すると代謝異常をもたらすため、原則として禁酒させるべきとの考えが主流です。少量のお酒は食欲増進やストレス解消に役立ちますが、お酒を飲み始めると、つい飲みすぎ・食べすぎになりがちです。
糖尿病ならば基本的に禁酒です。特に、経口血糖降下薬の服用やインスリン注射の治療をしている糖尿病患者の場合は、低血糖を起こすリスクには注意を要します。アルコールは肝臓からのブドウ糖の放出を抑える働きがあり、血糖値が下がりやすくなるからです。
糖尿病と飲酒の関係は良好とはいえませんが、お酒は社交辞令としての役割があったりします。お酒の量は糖尿病患者によって異なります。主治医に相談して必ず指示を守りましょう。

お酒のカロリーはアルコール度数の高い酒類になるほど高いです。「糖質ゼロ」とか「カロリーオフ」などの表示があるお酒であっても、カロリー(エネルギー)はゼロ(0)ではありません。糖質0.5g(100mL当り)未満であれば「糖質ゼロ」と表示できます。飲料関係では100ml当たり20kcal以下ならば「低カロリー」と表示ができ、酒類で20kcal以下ならばアルコール度数が低いものに限られます。健康な人でも、毎日の飲酒量がビール大ビン1本を越えると糖尿病の発症確率が高くなるとの報告があります。糖尿病ならば原則禁酒、お酒を飲むなら飲みすぎ厳禁です。

糖尿病でも飲酒が認められる条件

  • 長期に渡って血糖コントロールが良好。
  • 経口血糖降下薬やインスリンによる治療をしていない。
  • 肥満でない。
  • 糖尿病合併症がない。
  • その他慢性疾患がない(肝臓・膵臓・心臓の疾患や動脈硬化など)
  • 自制心がある。

条件を満たす場合は、総エネルギーの約10%以内(2単位、160kalまで)を適量として飲酒できるようです。

糖尿病における適量と考えられるアルコール量の目安

  • 日本酒(14%):1.8合
  • ビール(5%):中ビン1本
  • 焼酎(25%):お湯割2杯(0.6合)
  • ワイン(14%):グラス3杯
  • ウィスキー(43%):ダブル1杯

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